私は毎朝、車で通勤しています。
通勤時はいつもラジオを聞いていて、楽しい話に耳を傾けながら運転しています。
ラジオ番組は『笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ』という番組で、笑福亭晃瓶さんと女性フリーアナウンサーの中村薫さんが楽しい話を繰り広げている、音楽のかからないラジオ番組です。
そのラジオ番組の中で、どういう話の流れからだったか忘れてしまったんですが、中村薫さんが
「それは観天望気やね」
とおっしゃいました。
私はその言葉を初めて聞いたので、最初は
「寒天箒?寒天のホウキって使いもんにならんやん」
と思ったもんです。
どういう意味なんやろ?と興味が湧いたので、職場についてすぐにググってみました。
観天望気(かんてんぼうき)は、自然現象や生物の行動の様子などから天気の変化を予測すること。 また広義には経験則をもとに一定の気象条件と結論(天候の変化の予測)の関係を述べたことわざのような伝承のことをいう。 古来より漁師、船員などが経験的に体得し使ってきた。 英語の Weather lore は、気象伝承を意味する。
ふ〜ん、そういう意味か。なるほどなるほど。
例えば、
月に雲がかかっていたら翌日は雨になる、とか
東風吹けば雨、という類のことのようです。
クイズ番組の問題なんかでは、難しい四文字熟語が出題されて、『こんな四文字熟語あるんや』って勉強になることがあります。
しかし、ラジオ番組とは言え、会話の中で出てくる四文字熟語で、まだ聞いたことがない四文字熟語があるって、ある意味新鮮です。
そう思っているのは私だけで、『観天望気』って結構メジャーな四文字熟語やったりして。
あぁ、それでも覚えやすい四文字熟語で良かった。
寒天箒と勘違いしながらでも、覚えやすかったからすぐにググれました。
覚えにくい『初めての四文字熟語』やったら、しばらくモヤモヤしたことでしょう。
おそらくこの記事を書いた時に『観天望気』って聞いたんだと思います。
知らなかった事を知れるって、楽しいですね。